思い出と一緒に積み重ねて、成長していく家具「つみ木ばこⅡ」

お子さんが成長するのに合わせて1段、2段、、、とつみ木ばこⅡを重ねていきませんか

成長

小さい頃は1段1箱で絵本を入れて、大きくなったら2箱並べて図鑑を入れて
教科書が増えだしたら3箱、段数を増やして
受験期には3段重ねて机の横に並べる

大学生になったら、つみ木ばこⅡを解体してらくらく引っ越し。資格の本を入れたり観葉植物を飾って部屋を彩ってみたり

社会人になったらこだわりお部屋のアイテムのひとつに。サイドテーブルとしてソファの横にそっと並べて パソコンやコーヒーを置いたりちょっとした作業に、クスノキの香りを感じながら過ごす

そんな風に、子どもの成長と一緒に積み重ねて、思い出を重ねていく、新しいタイプの家具

それが「つみ木ばこⅡ」です。

くさびジョイント

つみ木ばこⅡは簡単に組み立てられ、重ねていくのも楽ちん。ジョイントで動かないようしっかり固定できます。

なので、こんな形やこんな形も

DIY感覚で楽しみながら、好きな形に作ることができます。

大きさはSサイズ・Mサイズ・Lサイズの3種類から選べます。

木製の部分は九州産のクスノキを使用しています。製造を行っているのは、株式会社橋詰家具。

宮崎・都城に位置しており、1952年創業で70年近く続く老舗の家具工場です。

楠材を主とした高級家具を製作しており、職人の丁寧な技術による婚礼家具をはじめ、近年ではリビング家具や公共施設向けの造作家具などを手がけています。

通常、材料が天然木の場合、乾燥の度合いにより反り(ソリ)が生じますが、橋詰家具では、材料を自然乾燥(3ヶ月間)と人工乾燥(1週間)を行ったのちに加工しているため、反りのない家具を生産できています。

長い時間をかけて丁寧にじっくり作っています。

側面の黒色の部分はアイアン製。こちらは熊本にある、1947年創業の80年近く続く歴史あるスチール家具の工場で作っています。

図書館の書架や家具、博物館・美術館の展示ケースや保存棚など、公共施設の要の設備を長年手掛けてきました。丈夫で長く愛用いただけるものづくりが得意です。

このように、長くものづくりに携わってきた2社が作っています。

使い手と一緒に思い出を重ねて長く愛用いただける、他にはない特別なシェルフ「つみ木ばこⅡ」

デザインを手がけたのは、建築家で一級建築士事務所の株式会社アイダアトリエ(東京都新宿区)の代表 会田友朗さんです。

会田さん

図書館やクリニック、ホテルなどの施設や、一般の住宅など、新築・リノベーションを問わず様々な建築設計をされています。

読者の皆さんの中には、「建築家が家具のデザインを?」と不思議に思うかもしれません。

「建築家=「Architect」は、インテリアや家具も含めて、空間全体を考えてデザインする人のことを言います。そういう意味では、建築も家具も変わりはなく、特に分野としての違いは意識していないと言えます。」と会田さん。

会田さん

(つみ木ばこⅡは、)同じ形で4パターンの使い方ができたり、組み合わせて可変したりと、建築的な考え方の要素を含んだ家具だと思っています。

複数並べたり、囲ったりすることでまとまった「場」もつくることができ、そういう意味でも建築的かもしれません。

重ねて固定するだけで簡単に、そして自由に形をつくることができるつみ木ばこⅡ。

建築家の会田さんならではの、デザインですね。

つみ木ばこⅡのデザインの特徴についてもう少しお話を伺いました。

会田さん

つみ木ばこⅡのデザインのポイントは、クスノキの特徴的な木肌と、シャープでシンプルなスチールの対比です。設置した際に、厚い木が水平で、薄いスチールが垂直になることで、水平性が強調されるデザインになっています。

会田さん

また、スチールの部分は、中心部を切って曲げることで折り紙のように強度を出しています。

その部分が取っ手の機能も果たしてくれるというのもポイントのひとつです。

会田さん

「つみ木ばこ」との違いは、素材だけではありません。

「つみ木ばこⅡ」では、部品を分けて梱包し開封後に組み立てる「フラットパック」ができるようになっています。

家具のデザインを考えるにあたり、簡単に分解・配送できるものを作るべきと考え、今回スチールを取り入れることで、それが可能となりました。

だからといって、家具そのものの機能を妥協していないところも、つみ木ばこⅡの強みです。

実はつみ木ばこ「Ⅱ」とついているのは、その名の通りⅠがあるからなのです。

シリーズ1である「つみ木ばこ」はすべてクスノキの木箱。

つみ木ばこⅠ(都城市立図書館)

街並みに点在するマルシェ(市場)で使われているような木箱から連想を受けて、デザインされています。

このつみ木ばこは宮﨑県の「都城市立図書館」の整備プロジェクトのひとつとして生まれたため、都城市立図書館にはたくさんの「つみ木ばこ」が設置されています。

このプロジェクトのときにSTEEFのメンバーの一員も関わっていました。

その後、別の機会で「スチール素材と木材でなにか新しいものが作れないか」という考えが出た際に、『以前関わった「つみ木ばこ」を活かせないか?』と考え誕生したのが「つみ木ばこⅡ」です。

「つみ木ばこⅡ」は、「つみ木ばこ」の多様な使用方法や、九州産のクスノキなど、良いところをそのまま継承しながら、スチールのスタイリッシュさや、持ち運びしやすい手軽さをプラスした商品として生まれました。

つみ木ばこⅡで使用されているのは、天然木の本来の素材が楽しめる無垢ハギ材。そのため、木肌の色にはバラつきやクセがあり、一つ一つが違った木目のデザインとなっています。

また、木材は使えば使うほどに使用者に馴染んできて味わいが生まれてきます。

出来上がったときから、一つとして同じ木目のデザインのない、つみ木ばこⅡ。

さらに、使えば使うほど、あなたと一緒に積み重ねた思い出と、あなたとともに過ごした時間の重みが歴史となって刻まれていきます。

”一歩足を踏み入れると、そこは外とは切り離された別世界の空間。
部屋の一角にある使い込まれたつみ木ばこⅡが、深みのある表情を帯びてそこに佇む。

それはまるでアンティークの家具が、過去の物語を語りかけているかのよう。
ツンと鼻を抜ける香りは自然のクスノキの香りと、ここで刻まれてきた思い出の残り香。
窓を通り抜けた光がまるでスポットライトのようにシェルフを淡く照らす。
一つひとつの傷跡に込められた思い出と物語が、歳月を重ねた風合いを醸している。
部屋全体がまるでタイムカプセルのような魅力を放っていた。”

あなたの空間をぐっと引き立ててくれるつみ木ばこⅡ

今だけ限定・在庫限りの特別価格でご提供中です。

投稿者プロフィール

STEEFスタッフ
STEEFスタッフ
アイアン家具ショップ「STEEF」を運営する中の人。
STEEFの商品を使った使用例やアレンジ例、組み立て方法、製作秘話など発信していきます!

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