アイアンラック『16-shelf』を受け取り組み立ててみる!

ネットで家具を購入するのは不安ですよね。

サイズ感や質感が本当にイメージ通りなのか、そもそもどんな形で届くのか、組み立ては大変ではないか、などなど

お店で買うより気になるポイントがきっと多いはず。

そこで今回は、そんな不安を少しでも解消するべく、実際にどんな形で届くのか、受け取りのシーンから組み立て、設置までの流れをご紹介していきます。

  • 欲しいサイズぴったりのラックが、なかなか見つからない
  • 丈夫なアイアンラック(スチールラック)がほしいけど、デザイン性がイマイチ・・・
  • 棚の高さや段数を自由に、かつ簡単に切り替えられる棚がほしい

そういったお悩みをお持ちの方へ、オススメのアイアンラック『16-shelf』。

今回は購入前の不安解消編となります!

本記事では

  • STEEFのアイアンラック『16-shelf』って何?
  • 実際に注文したときどんな状態で届くのか知りたい!
  • 製造者だからこそ知ってる上手な組み立てのコツを教えて!

といったことをご紹介していきます!

STEEFとは

“いいものをずっとそばに”

そんな思いを込めてつくられたSTEEF。
創業75年の業務用ラックメーカーとして培われたものづくりの技術で、シンプルでも細部にこだわりと美しさを魅せる「いいもの」を提供します。
生活に馴染む「シンプルでいいもの」で、自分らしい暮らしを彩ってもらいたい。
あなたのそばで「品質のいいもの」を長く使ってもらいたい。
私たちはそう思っています。
少し背伸びが必要な価格。
だからこそ、手に取った瞬間の感動と、使い始めてじっくり気づいていく感動の両方を、末永く感じてほしい。

「それどこの?」と聞かれたとき自信満々に語ってもらえる家具をお届けいたします。

STEEFサイトCONCEPTページ

民間企業をはじめ、中央官公庁や地方自治体など多くの役所・図書館・博物館へ長年スチール家具を納めてきた技術力を活かして、使用者とともに年月を重ね思い出を刻みながら、長く愛用いただける家具作りを目指しています。

「使い捨てじゃない、本当に良いものを長く使いたい」と思っていらっしゃる方へ特に、STEEFの商品を一度手にとっていただきたいです。

おしゃれ×オーダー×アイアンラック

サイズ色々

STEEFが手掛けたアイアンラック『16-shelf』

デザイン性のある丈夫なアイアンラックで、かつ欲しいサイズぴったりでご用意するラックとなります。

高さは(61cm, 72cm, 94cm, 105cm, 116cm, 138cm)の6種類から、

横幅は(30cm, 35cm, 40cm, 45cm, 50cm, 55cm,  60cm, 65cm, 70cm, 75cm, 80cm)の11種類から、

そして奥行は(28cm, 34cm, 40cm)の3種類からそれぞれ好きなサイズを選択できます。

また、カラー展開は2種類。

他では見ない、反射のないマットな黒と、少しグレーがかって見えるマットな白のどちらかをお選びいただけます。

スリムなデザインなので他の家具や部屋の雰囲気と合わせやすく、またサイズもピッタリ合う大きさを選べるので、空間を無駄なく使うことができます。

ツヤのないマットな質感は高級感があり、ぐっと部屋の雰囲気を引き立ててくれますよ。

受け取り~開封・中身の確認まで

本記事は執筆時点(2023/04/26)での情報です。
梱包方法や内容量について現在は変更の可能性がありますのでご注意ください。

さて、早速、開封~組み立ての説明に入っていきましょう。

アイアンラック『16-shelf』ですが、通常はお客様組み立てとなっています。

(オプションで「組立・設置サービス」もご用意してます。詳細は「16-shelf 完成品お届けサービス」ページをご確認ください。)

まず最初に、写真のように支柱と棚板が分かれて届きます。

今回使用するアイアンラックのサイズは高さ72cm×横幅80cm×奥行34cmです。

ちなみに箱の大きさは

棚板のほうが横82cm、縦38.5cm、厚み(高さ)4cmと、棚板の大きさより一回り大きいかな~というぐらい

支柱の方も、横74.5cm、縦9.5cm、高さ10cmとこちらは持ちやすいサイズです。

支柱の方が軽く、重さを測ってみると2.6kg

大きさ、重さともに持ちやすいサイズ感です。

さてさて、注意が必要なのが棚板の方。持ったときにちょっと重いな…と感じる重さです。

測ってみるとなんと9.5kg!それは重いはずです…。

オールスチールのラック。

パーツがどれもスリムなので見た目からそこまで重い印象を持たないかもしれません。しかし、金属の塊なので箱の大きさとしてはそこまでなくとも結構重いんです。

配達業者さんからの受け取りの際や、作業場所までの移動の際には十分に注意してくださいね。

(ちなみに私は2Fで作業したので階段を持って上がるのが地味に重かったです…。)

さて、受け取りが終わったら早速開封です!

製造者だからこそ知っている、中身を傷つけずきれいに開ける開封方法をみなさまへ伝授いたしましょう…!

まずは棚板から。はじめに箱をひっくり返して裏面にします。

次に、側面に写真内の赤線のように切り込みを入れて、横側を開けます。

反対側も同じく開けて、

そしたら今度は表向きにひっくり返します。

開けた側面から手を入れて、正面のテープが張ってある部分を少し浮かせながら

真ん中のテープの部分に刃を入れて開ければOKです!

開けると中はこんな感じです。

内容
 説明書(組立・取扱説明書)1式
 固定式棚板2枚
 可動式棚板2枚
 奥行き方向パイプ4本
 横幅方向パイプ4本

※今回の16-shelfは高さ72cmタイプなので、上記の数量になります。
※高さによって上記の数量は変わりますので、内容量のご確認は同封されている「組立・取扱説明書」をご確認ください。

説明書一式は、組立説明書や、もし配送中に傷が入るなど不具合があった際の対応方法について記載したペーパー、お手紙を入れています。

お手紙はスタッフが一人ずつ、名前を書いて入れています…!

棚板は「固定式棚板」と「可動式棚板」の2種類があります。
重ねたときに小さい方、また側面の孔がトンネル型のものが固定式棚板です。

(開封時は上に固定式棚板、下に可動式棚板の順で入っています。)

棚板の箱の中身の確認ができたら、続いて支柱の箱の中身を確認していきます。

こちらも開封にはコツが!という程ではありませんが、以下でご紹介する手順だときれいに開けることができますよ。

まずは正面を上にして置きます。

続いて側面部分に赤線のように切り込みを入れます。

そうするとパカッと開きますので

反対側も同じように開きます。

両方開けたらひっくり返して

真ん中のテープの部分に刃をいれて開けます。

(私はハサミで開けましたがカッターの方が開けやすいと思います…。)

真ん中の部分に切り込みを入れたら

手で引っ張るとパカッと開きます!

中を開けるとこんな感じ

内容
 支柱(右)2本
 支柱(左)2本
 棚受2箱(4個)
 ボルト1袋(16個)
 レンチ1個

※今回の16-shelfは高さ72cmタイプなので、上記の数量になります。

※高さによって上記の数量は変わりますので、内容量のご確認は同封されている「組立・取扱説明書」をご確認ください。

ボルトとレンチは一緒の袋に入っています。

輸送中のズレ・飛び出しを防ぐため発泡スチロールに貼り付けてありますので、他の梱包材と一緒に誤って捨ててしまわないようご注意くださいね。

さて、中身の確認ができたら、早速組み立てていきます。

16-shelf 組み立て

早速16-shelfを組み立てていきましょう!

まず支柱を4本、写真のように並べます。丸シールが貼ってある方が上になるように、そして支柱から飛び出しているツメの部分が互いに内側を向くように並べます。

このとき、左の2本が「支柱(左)」、右の2本が「支柱(右)」です。

並べたら内側の2本は、一旦使わないのでどこかに避けておきましょう。

また、奥行き方向のパイプ(丸シールあり)を2本、取り出します。

次に、パイプの中に支柱のツメ(丸シールが貼ってある方・写真だと横を向いている方のツメ)を差し込み、ボルトを締めます。

ボルトは手で締めて、もう締まらないってところまで締めておきます!

六角レンチは後で使うので今は必要ありません。

反対側の支柱も同じようにツメをいれて、ボルトを手で締め、写真のようなフレーム状態を作ります。

できたらもう片方も同様にボルトを手で締めてフレームを2つ作ります。

写真のような状態になったらOK!

フレームを2つ組み立てたら、まずは片方のフレームだけ使いますので、1つは避けておきましょう。

続いて、横幅方向のパイプを取り出し、

上を向いている方向のツメに差し込み、こちらも手でボルトを締めます!

横幅方向のパイプを4本すべて、支柱に取り付けると写真のような状態になります。

そうしたら、先程避けておいたもう1つのフレームを持ち、上から被せるようにして載せ、支柱のツメをパイプの中に入れます。

支柱のツメを全部入れるとこういう状態になります。

ラックの形に近づいてきました!

写真の状態になっていたら、残りのボルトもすべて手で締めておきます。

すべてのボルトを取り付け終わったら、一度ラックを起こします。

アジャスターがついている方が下になりますので、支柱の先を確認して上下が反対にならないように起こしましょう!

ここまで来たら、やっと六角レンチの出番です!「増し締め」を行っていきます!

ここで隙間なくしっかり締めることでフレームが安定し強度が出ます。

まず、現在は手で締めただけなのでゆるく、写真のように部品の接合部分に少し隙間ができています。

この隙間がないようにしっかりボルトで締めてフレームを固定していきます。

写真のように、反対側を支えながら、パイプを手でぐっと引き寄せ、隙間を詰めながらボルトを最後までしっかり締めます。

もし、パイプがうまく引き寄せられない(隙間が埋まらない)場合、ボルトを少し緩めて再度引き寄せてみてください。

写真のように、手を離しても隙間ができなければOKです!

同様にして、すべてのボルトを部品同士の隙間がないように締めていきます。

すべて閉め終わったら、フレームの完成です!

続いて、ラックを設置する場所へ、フレーム体を移動させます。

フレームが完成したら、残りは棚板だけなのですが、棚板を取り付けるとラックが重くなってしまうので、フレームの状態で先にラックを移動・設置します。

16-shelf 設置

今回私はすでにもっていたキューブラックの隣に置くことにしました!

キューブラックの黒と、アイアンラックの黒、同じブラックなのでいい感じになりそうです。

ラックを設置したい場所へ移動させたら、まずはアジャスターで水平の調整を行います。

ガタガタしなくなったら、まずは一番下の棚板を取り付けます。

一番下の棚板は「固定式棚板」の方で、側面にトンネル型の孔があいている方です。

取り付けたら早速、収納物を入れます。

私はとなりのキューブラックと揃えて、同じ収納ボックスを入れました。

こちら、Amaz◯nオリジナルの収納ボックスなのですが、使い勝手がよく、サイズ感もちょうどいいので気に入って使っています。

ちなみに、今回16-shelfは撮影用のものを使用しているので横幅80cmと、かなり余裕のある状態ですが、私が注文する場合、収納ボックスに合わせて横幅65cmあたりを選びます。

奥行きも、ラックは34cmありますが収納ボックスのサイズから、28cmぐらいでも良さそうです。

どこに設置したいのか?という方向の他に、何をラックに収納したいのか?という方向からもサイズを決めていくとよりぴったりサイズを選べますね!

さて、一番下の棚板の取り付けと収納ができたら、一番上の棚板も取り付けておきましょう。

取り付ける棚板・取り付け方は先程と同じで、側面にトンネル型の孔があいている方の棚板です。

固定式棚板の取り付けができたら、続いて「可動式棚板」の取り付けです。

取り付けには、「棚受」が必要なので箱から開封しておきましょう!

そのうちの1つを写真のようにして持ち、

棚板を取り付けたい位置の袖孔(支柱にある孔)に近づけて

孔に差し込んで下ろす!

反対側も同じ高さの孔へ同様に取り付けて、

可動式棚板を乗せれば完成!

じゃじゃん!となりのキューブラックと揃っていい感じになりました!

収納ボックスの数が足りず、キューブラックの方が1段空白になっているので適当なカンカンでも入れておきます。

統一感があっていい感じです。

今回、可動式棚板は2枚ついていたので、通常であれば4段作れるのですが、収納ボックスが高さがあったので、1枚は使わず、3段で組み立てました。

収納物に合わせて棚板の高さや段数を自由に調整できるのは便利ですよね。

いかがでしょうか?

組み立ても、今回は丁寧に説明しましたが実際の作業としては15分~30分程度です。

別途、新たに工具を揃える必要もなく、簡単に組み立てることができます。

また、横幅・奥行き・高さのサイズを細かく選択できるアイアンラックは、他にはありません。

塗装も艶のないマットな質感で、落ち着いた雰囲気ながら高級感があります。

  • 欲しいサイズのラックが見つからない
  • 一般的なデザインではない、他とはちょっと違った掘り出し物ラックを探している
  • デザイン性も兼ね備えた丈夫なスチールラックを探している

そんな方、ぜひぜひ一度STEEFのアイアンラック『16-shelf』を検討してみてはいかがでしょうか?

投稿者プロフィール

STEEFスタッフ
STEEFスタッフ
アイアン家具ショップ「STEEF」を運営する中の人。
STEEFの商品を使った使用例やアレンジ例、組み立て方法、製作秘話など発信していきます!

アイアンラック『16-shelf』を受け取り組み立ててみる!” に対して1件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。